豊川市の北部に位置する千両地区では、かつてさつま芋やスイカの産地で知られた。 昔から農業が盛んな地域ではあったが、施設園芸への転換等を契機に徐々にさつま芋は栽培されなくなってきた。 同時に農家の後継者難と相まって、休耕地が目立つようになってきた。 本商品のさつま芋は、生産者の千両会により、そういった長年耕作されずに放置されていた休耕地を活用し、農薬不使用での栽培にこだわったものである。 |
通常のさつま芋栽培においては、苗植え後3カ月程度で収穫となるが、千両会は甘味を凝縮し、しっかりとした味をさつま芋に持たせるために、通常より1カ月から2カ月遅く収穫している。
千両地区特有の赤土は粘土質で固いため、砂地のさつま芋のように容易に大きくならないので、 このように長期間栄養分を吸収させることができるのである。千両会のさつま芋は「紅あずま」という品種が使われており、美しい黄金色が特徴である。また、農薬不使用で栽培しているため、安心・安全であり、赤土を活用することにより、熟成し、旨味が増している。
そして、千両地区特有の赤土の栄養分と鶉の卵の殻・もみ殻・牛糞を独自混合した有機肥料を使用し、最高のさつま芋を作り上げた。
ヘアリーベッチの花の蜂蜜
中田養蜂は、一年中温暖な気候で知られる香川県高松市の五色台で採蜜している。
ヘアリーベッチは豆科の牧草で紫色の花をつけ、フルーティーでさわやかな蜜がとれる。
今ではレンゲとともに希少な蜂蜜であり、黄金色で、あっさりと食べやすいのが特徴である。
さつま芋の風味を消さないために適した蜂蜜である。
ミツバチの特質
1.訪花の一定性
2.情報伝達能力
蜂蜜の採蜜フロー
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巣箱に巣板を入れる 巣箱は、巣部屋を形どった蜜ロウ(※1)でできており、ミツバチが効率よく巣をつくるのに役立つ (※1 巣をつくるために欠かせない原料となるワックス。ミツバチの腹部にある4対のろう腺からしみ出てくる分泌物を利用し、アゴや肢で作る。) |
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巣箱に蜂を入れ、対象の花の群生している場所に置く。 |
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花の蜜を吸った蜂が巣箱に帰ってきて、蜂ロウでできた穴の中に入れる。 |
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穴が蜜で一杯になると、蓋をする。 |
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蜜ロウの蓋をはがし、巣板ごと遠心分離器にはめて、蜜をはじきとばす。 |
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はじきとばされ、下にたまった蜜をこして容器に集める。 |